愛媛県松山市にある「伊丹十三記念館」に行ってきました。

４月だというのに、この日の松山は最高気温９℃。

完全に服装を間違えました。

松山市街の「大街道」からバスに乗って、８個目のバス停「天山橋」で下車。

川の向こうに、目的の記念館が見えます。

建物は全体が黒で統一されていて、まるで黒子の様。

「ここの主役は伊丹十三、建物はあくまで裏方」という潔い姿勢の表れのように感じます。

静かな中庭。

深い軒下に簡素なベンチ。

そして、静かにたたずむ一本の桂の木。

この木が、伊丹十三なのかもしれません。

「マルサの女」を久しぶりに見ようと思います。

「伊丹十三記念館」

愛媛県松山市

設計：中村好文+レミングハウス